大学進学
Uさん
男性
15.早稲田大学創造理工学部建築学科進学
- 他合格校:明治大学(理工学部)、東京都市大学(工学部)
- [保護者様より]今まで順調だった息子の学力が、ある時期から急に下がってしまい、それ以降いろいろな個別塾や家庭教師の方に見て頂いておりました。そこでは、確かに優秀な経歴をお持ちで教え方が上手な先生方ばかりでしたが、息子のことを第一に考えて進めてくださっていたのかといえば疑問に思う点が多々ありました。そこで知人からこちらの塾を紹介して頂き、早速通わせて頂きましたところ、息子曰く「授業の初日は 学習能力の向上を阻んでいる様々な原因を見抜かれて、それらを改善させていく方向で指導を受けたのと、短期目標や長期目標を設定して、各期日までにどの問題集でどの分野までをどのようにして進めていけばいいのかといった、最終的な目標までの具体的な戦略を一緒に立ててくれたことで、ゴールまでの道筋がイメージできて、やる気が出てきた。」とのことでした。このように、親身になって息子に対応して頂き、また一人ひとりに合った学習能力の向上について探究されているこのような塾は、私の知る限りではなかったように思います。
- 授業ではUさんの個性が活かし、センター試験は満点近く取得。さらに早稲田の入試で本領を発揮!
- [代表より]Uさんはとても思慮深く、授業中によく「ここでこうなるのだからこういうことになって~」など、解法を習得する際に納得いくまで独り言を呟いている時がよくありました。この作業は、インプットの直後に自分が納得いくまでアウトプットを行うため、一度習得したことが忘れにくくなります。レベルアップしていく人は、共通してこのような作業を無意識的に行っています。当塾では、Uさんのこうした行いは、Uさん自身が最も物事を習得しやすい方法だと見極め、そんなUさんのテンポに合わせながら授業を行っていました。幸いにも、Uさんは読解力がとても高く、問題文を素早く的確に解釈することができるので、Uさんに合わせるあまり、当日の授業内容が途中までしか出来なくなるということはありませんでした。直前の補講では、私は物理を担当しました。微積分を用いた記述力を上げるため、途中式はたたみ1畳分の大きさのホワイトボードが埋め尽くされるほど、かなり細かく書いて解説をしました。結果としてセンター試験では、理系教科は満点近く取れていました。一般入試では、前半は本調子ではなかったようで、厳しい結果となりましたが、後半の早稲田では、ある程度本領が発揮されたようです。
- 将来に悩むUさんの可能性や適性を見抜き、無事就職へ!
- そんなUさんとは、大学生になってからも相談を受けていました。大学4年の冬にUさんは、将来の方向性について改めて考えたいと教室に相談しに来てくれました。就職活動はしていないようで、そのまま4年で卒業するか、来春大学院に進学するかで迷っていました。周りはほとんど大学院に進学することを決めている中で、Uさんは大学院まで行って今の分野を学び続けていくことに何の意味があるのかわからなくなった、と頭を抱えている様子でした。ただ建築学科では、設備系を専攻して建築以外にも比較的好きな電気関連のことも学べたことはよかったようです。私はUさんの話や今置かれている状況を聞いて、Uさんはおそらく、グローバルに展開する企業で技術的に未開の分野を開拓し、これからのITライフに直接影響が与えられるような仕事に興味を持つようになったのではないかと思いました。そこで私はUさんに、GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)のような企業で働いてみたいと思うかどうか聞いてみたところ、できれば働いてみたいとのことでした。それであれば、大学院に通いながらGAFAのような企業に関する情報を収集して、就職活動に必要なことは何でもしておくように、と伝えました。Uさんはその後、そのまま大学院に進学することにして、2年後の就職活動に備える形でひとまず落ち着きました。それから2年が経ち、再びUさんとお会いしました。Uさんは就職先が決まったとのことで、GAFAではないが、上記のようにITライフに欠かせない分野を扱う企業に就職することができたそうです。このように、大学に入学しても、自分の適性や可能性を追求して模索している人が非常に増えてきています。当塾では、生徒さんが大学生や社会人になってからも、様々な相談に応じて励ましています。ありがとうございました。