指導方針

教科別の指導方針も
掲載しています

当塾の「指導方針」及び「科目別の指導方針」をご紹介します。

指導方針

当塾は、通常学習から定期試験、中学入試、高校入試(筆記、面接)、大学入試(一般入学試験、AO推薦入学試験)まで対応しています。その際、以下の3つの「動機付け」6つの「指導方針」を心がけています。まずは、すぐ下の「他塾との違い」をご覧ください。

他塾との違い

当 塾大手個別塾等に見られる傾向
主にベテランの専任指導者主に経験の浅いアルバイトさん
問題の本質をとらえて、理解を深めさせる。テキストの要点をおさえ、演習し理解させる。
生徒さんの状況を考慮しながら、フレキシブルに対応し進める。生徒さんの状況をあまり考慮せず、機械的直線的に対応し進める。
生徒さんの様子を考慮し、常に適切な言葉がけをする。生徒さんの様子をあまり考慮せず、一方的に話したい事を話す場合がある。
質問しやすいので、積極的に質問したくなる。時間的心理的に質問しづらいので、消極的になり質問しなくなる。
メンタル面を重視して、自信をつけさせていく。メンタル面をケアするシステムが整っていない。
将来のビジョンを明確にして、本当に行きたい志望校を見つけ、合格に向け成績を上げる。将来のビジョンを明確にせず、単に成績を上げて、塾の薦める学校を受けさせる。
受験勉強の開始が遅い生徒さんにも、基本的に対応できる。受験勉強の開始が遅い生徒さんには、基本的に対応できない。
保護者との連携が取れているので、様々な要求に柔軟に対応できる。保護者との連携があまり取れていないので、様々な要求に柔軟に対応できない。
献身的、本質的、絶対的打算的、表面的、相対的
 

当塾では、このような差別化を図り、より質の高いサービスを提供していくために、以下の3つの「動機付け」6つの「指導方針」を心がけて取り組んでおります

動機付け

目的意識
Why
問題意識
What
協働意識
How
何のために学習するのか
なぜ学習するのか
何を学習すればいいのか指導者とどのように進めていけばいいのか
目的意識をもって
使命感を強化
問題意識をもって
主体性を強化
協働意識をもって
計画性と持続性を強化

指導方針

  • TOTAL 教科の枠を超えて学力を全体的に引き上げていきます。
  • ESSENCE 本質をとらえながら理解できるようにします。
  • ACTIVE LEARNING 学習内容を深く落とし込むようにします。
  • RAPPORT 気軽に質問しやすく積極的に学習できるようにします。
  • MENTAL CARE 潜在的な能力を引き出し自信を高めていきます。
  • VISION 将来を明確にして本当に行きたい学校を目指すようにします。

TOTAL

教科の枠を超え学力を全体的に引き上げていきます。

授業はメイン科目の他に、同じ時間に複数の科目を指導する場合があります。実際に、期日までに学校の定期試験対策と受験対策の両方をおさえていく必要があるため、あらゆる科目のあらゆる分野に柔軟に対応できる授業を望んでいる生徒さんが多くいらっしゃいますまた、「今日は、戦国時代の信長包囲網の全容と化学のppmに関する問題を詳しく教えてほしい」など、教科書や一般的な問題集では扱われていないような内容の授業を希望する生徒さんもいらっしゃいます当塾では、こうした生徒さんのちょっとしたニーズにも全力で対応し、全体的に学力を引き上げていきます。

ESSENCE

本質をとらえながら理解できるようにします。

「この公式は、何をもとにしてどのようにして導かれた結果なのか。」「日本と○○国がそもそも条約を結んだ真の理由は何なのか。」「[む]と[むず]の違いは何か。[侍り]と[候ふ]の違いは何か。」皆さんは授業中に、こうしたそもそもの疑問が生じたことはないでしょうか。当塾では、授業の時に生じたあらゆる疑問に対してできる限り対応し、一歩踏み込んで他の概念との複合的な関連性を解き明かしながら、本質が捉えられる指導を心がけています

ACTIVE LEARNING

学習内容を深く落とし込むようにします。

授業は、一方向の講義形式ではなく、主体的に授業に参加する双方向の対話形式を取り入れて進めます。そして理解したことを忘れないようにするために、時には生徒さんに問題の解説をしてもらい「わかった」状態から「教えられる」状態にまで引き上げていきます。実際に当塾には、クラスの友人にわからない問題を教えてあげる生徒さんが多いです。

RAPPORT

気軽に質問しやすく積極的に学習できるようにします。

「人と話すのがとても苦手・・・」「質問するのが恥ずかしい・・・」「説明を理解するのが遅い・・・」このような状態が続くと、わからない所がそのままになってしまい、苦手意識がふくらんでいきます。さらに、授業の内容が理解できているか判断できないまま、先に進んでしまう危険性も生じます。当塾では、まず生徒さんと自然にコミュニケーションがとれるような信頼関係を構築します。そして、気軽に質問ができるようにして、生徒さん自身が積極的に学習を進めていかれる状態にしていきます。

MENTAL CARE

潜在的な能力を引き出し自信を高めていきます。

「こんな問題絶対解けない・・・」「どうせ私のことなんかわかってもらえない・・・」「私みたいな人間にはとてもムリ・・・」このような状態が続くと、この先も自信をもって挑んでいくことができなくなってしまいます。当塾では、このようなときにはカウンセリングのワークも導入し、生徒さんの自信をつけていきます。そして、生徒さんが今おかれている気持ちや状況を受けとめて、真の原因をつきとめ解決策を見出していきます。さらに、生徒さんが潜在的に持っている力を見つけ引き出し自信をつけていきます。

VISION

将来を明確にして本当に行きたい学校を目指すようにします。

当塾では、早い時期から社会に対して貢献する意識を促して、将来の夢や希望をできる限り明確にしていきます。そして、理想の将来像と照らし合わせて志望校を設定し、明確な目標のもとで学習意欲を高めていきます。筆記試験対策では、入試の数か月前までには合格点に達するように、綿密な計画を立てていきます。推薦AO入試対策では、効果的な文章の作成法を指導していくと同時に、志望動機から進学後のビジョンを明確にし、生徒さんのブランディングを構築して、最大限にアピールできる指導も行います。

各教科共通

授業形式について

講師が一方的に講義を進めていく形式ではなく、こちらから質問をして回答したり、音読やリスニング、実戦演習などを行ったりする形式です。アクティブラーニングに近い形式で、生徒さん自身が主体的に授業に関わって、自力でステップアップしていくことをねらいとして行っています。

重視していること

  • どの科目も、記述力をつけていくことを重視しています。ただ説明を聞いて何となく理解したレベルではなく、一度習得したことを口頭もしくは論述で相手に説明できるレベルを追求しています。
  • テストで一度解いた問題の解き直しも重視しています。解説をしっかりと頭に入れたうえで再度解くように指導しています。
  • いわゆる「捨て問」と言われているような難しい問題は、授業では扱いません。なぜなら、それら捨て問レベルの問題の習得に時間をかけるよりも、他の科目も含め苦手分野や未習得分野の習得に時間をかけたほうが、受験科目トータルの点数を引き上げていくことが間違いなく早いからです。

試験対策について

定期試験は、試験の約3週間前より行います。検定試験は、希望者のみ試験の1か月ほど前より行います。

教材の選定について

授業の開始時期、現在の学力及び志望校、生徒さんの個性等をふまえ、生徒さんに合った教材選定をしています。教材は、学習塾用教材のほか、市販の参考書や問題集も取り入れて、効率的に学習できるようにしています。

教材の活用について

どんなに優れた問題集でも、それを自力で活用できる人は、現実的にはごく少数です。問題集を扱う際、まずこちらでしっかりと解説をして、必要であれば解説書の解説もして、より良質な復習ができるようにしています。

過去問の使用について

2月入試の場合、基本的に受験学年の9月から使用を開始します。

国語・現代文

指導で心がけていること

<現代文の読み方(全体)>

  • 問題文をより速く、より理解できるように読む工夫(音読リスニング重視)
  • 文の構造をつかむ方法

<現代文の読み方(部分)>

  • 文章の筋道を正しくとらえる方法

<現代文の解き方(記述)>

  • 記述解答のパターン
  • 文字数を指定している出題者側の意図
  • 記述解答の手順

<現代文の解き方(選択肢)>

  • 設問のパターン
  • 選択肢の選び方

教材使用例

ここではよく使用している主な教材をご紹介します。受験学年の夏から秋までには終わらせます。次の1~10の中でご覧になりたいところをクリックしてください。

  1. 小学校中学年
  2. 小学校高学年
  3. 中学受験生
  4. 公立校中学生(通常・講習期間)
  5. 公立校中学生(定期試験期間)
  6. 公立校中学生(受験期間)
  7. 高校生(1年)
  8. 高校生・高卒生(共通テスト対策)
  9. 高校生・高卒生(私立大学文系志望)
  10. 高校生・高卒生(国公立大学文系志望)

1.小学校中学年

ここでは、中学受験を予定しているお子さんが対象になります。進学塾に入塾するまでに、長めの物語文や説明文の読解力をつけておくと同時に、詩や文法など様々なジャンルの問題に触れていきます。また音読やリスニングも重視して、文章の流れやリズムが捉えられるようにしていきます。

<小学校中学年>
用途教材名レベル備考
宿題用練成テキスト
(育伸社)
基礎~標準物語文、説明文、詩、
文法、漢字などの基礎力を
全体的に身につけていきます。
宿題用アドバンス
(育伸社)
標準~応用物語文、説明文、詩、
文法、漢字など
各ジャンルにおける応用力を
つけていきます。
演習用啓明舎が紡ぐ
小学国語シリーズ
(啓明舎)
基礎~標準解答力をつけていきます。
音読やリスニングも行います。
演習用読解の基礎
(JESDA)
標準~応用設問タイプ別に入試問題の演習を、
制限時間を設けて行います。
講習用「本当の国語力」身につく
問題集 小学生版
(大和出版)
言いかえる力、くらべる力、
たどる力をつけていきます。
講習用成長する思考力
GTシリーズ
(学林舎)
入門~基礎文章を通して思考力、判断力、
表現力をつけていきます。

2.小学校高学年

ここでは、中学受験をせず高校受験を予定しているお子さんが対象になります。国語力がよく伸びる時期に、着実に力をつけていきます。一般的に高校受験組は、中学受験組と比べ、国語力で大きく差をつけられてしまいます。いずれ大学受験で中学受験組と同じ土俵で戦うことを見据え、早期から対策を講じる必要があります。

<小学校高学年>
用途教材名レベル備考
宿題用練成テキスト
(育伸社)
基礎~標準物語文、説明文、詩、
文法、漢字などの基礎力を
全体的に身につけていきます。
宿題用アドバンス
(育伸社)
標準~応用物語文、説明文、詩、
文法、漢字など
各ジャンルにおける応用力を
つけていきます。
演習用啓明舎が紡ぐ
小学国語シリーズ
(啓明舎)
標準~応用解答力をつけていきます。
音読やリスニングも行います。
講習用ことばの達人
(都麦出版)
基礎~標準表現力、ことわざ、
四字熟語をおさえます。
講習用「本当の国語力」身につく
問題集 小学生版
(大和出版)
言いかえる力、くらべる力、
たどる力をつけていきます。

3.中学受験生

ここでは進学塾のフォローという形で、苦手なところを重点的に強化しておきたいお子さんが対象になります。小学生対象の中学入試とはいえ、多くの学校が難関大学の入試問題に匹敵するレベルの問題を出題しているように思われます。そのような中で、受験生の中にはそのレベルに対応できず、進学塾に通っていても習得できていない人が結構見受けられますので、当塾でしっかりフォローいたします。特に記述解答力をつけていきます。受験学年の秋からは、過去問で実戦演習を行います。過去問は、第一志望校と併願校の候補として挙げている学校を中心に扱い、各学校の特徴をとらえながら対策を行います。

<中学受験生>
用途教材名レベル備考
演習用予習シリーズ関連問題集
(四谷大塚)
標準~応用制限時間を設けて行います。
演習用過去問秋から実戦形式で行います。
演習解説用記述問題の徹底攻略
(YELL books)
基礎~応用記述解答力を徹底的につけていきます。
テスト用漢字の要ステップ1
(SAPIX)
宿題でミスした所を中心にテストを行います。
テスト用出る順 ことわざ・語句・文法
(旺文社)
毎回1ページ分行います。
 
Uさん(男性):読み方や解き方を教わってから一ヶ月くらいで、過去問が平均5割から、平均6~7割取れるようになりました。

4.公立校中学生(通常・講習期間)

ここでは公立小から上がってきた公立中学生が対象です。傾向として、これまで小学入試、中学入試の経験がないために、国語の問題が得意という人はそう多くはいないように思われます。また、私が今まで多くの公立中学生を見てきた限り、日頃から様々なジャンルの本を読んで問題意識をもったり、見聞を広げ将来の夢を描いたりするような人は、ごく少数であるように思われます。したがって、将来的に高校入試で上位校を目指す人や、その先の大学入試をふまえて国語力を伸ばしていきたい場合、単に機械的に演習問題をこなすだけでは大きく伸びません。問題としての国語の読み方や解き方などを一からおさえていくことはもちろん、同時に問題文の内容を通して様々な物事や一般常識などを知り、積極的に吸収していく姿勢をもって取り組んでいく必要があります。

<公立校中学生(通常・講習期間)>
用途教材名レベル備考
宿題用シリウス21標準編
(育伸社)
基礎~標準物語文、説明文、詩、文法、
漢字などの基礎力を
全体的に身につけていきます。
宿題用シリウス21発展編
(育伸社)
標準~応用物語文、説明文、詩、文法、
漢字などの応用力を
全体的に身につけていきます。
演習用公立高校入試形式の問題集標準~応用本文の読み方、線の引き方、
解き方をマスターしていきます
テスト用スタートアップ受験漢字1900
(現文舎)
基礎~発展週30~50題のペースで行います。
出題例:「冬の(  )とした海岸。
→荒れ果ててもの寂しい様子。」
講習用記述問題集
(育伸社)
基礎~応用記述問題の解答力を
鍛えます。
講習用ことばの達人
(都麦出版)
基礎~標準ことわざ、慣用句、四字熟語を
おさえていきます。

5.公立校中学生(定期試験期間)

定期試験対策自体は3週間前から行いますが、先に理科社会を一通りおさえたうえで、1~2週間前から行います。頻出問題を中心に出題傾向をつかんでいきます。

<公立校中学生(定期試験期間)>
用途教材名レベル備考
宿題&演習用iワーク
(育伸社)
基礎~応用定期試験1~2週間前より行います。
宿題用その他
教科書準拠問題集
基礎~応用定期試験1~2週間前より行います。
宿題用くもんの基礎がため100%
中学国語文法編
(くもん出版)
入門~基礎文法対策を集中的に行います。

6.公立校中学生(受験期間)

テスト形式は秋から行います。一度解いた問題は解説を通して徹底的に理解を深め、再度テスト形式で復習をし、確実に得点力を高めていきます。

<公立校中学生(受験期間)>
用途教材名備考
宿題用極める神奈川
(育伸社)
夏から使用。
公立入試の出題傾向を
全体的につかみます。
演習用県トレ
(教育開発出版)
公立入試対策問題集。夏から使用。
入試問題への対応力を養います。
特色検査にも対応します。
テスト用実戦トライアル6+6標準編
(育伸社)
テスト形式問題。秋から使用。
入試実戦力、記述力を養います。
到達可能偏差値:神奈川全県模試A問題60~、B問題65~
テスト用実戦トライアル12発展編
(育伸社)
テスト形式問題。秋から使用。
難関校入試の実戦力を養います。
到達可能偏差値:神奈川全県模試70~、駿台全国模試55~
テスト用KanagawaV
(教育開発出版)
公立入試形式問題。
直前期に使用。
演習用過去問集直前期に使用。
各受験校の対策を行います。
講習用ことばの達人発展編
(都麦出版)
入試問題頻出のキーワードを
おさえます。
 
 
Aさん(男性)他多数:記述力がついたことで、選択肢の問題もできるようになり、偏差値がすごい上がりました。

7.高校生(1年)

ここでは、主に大学受験で国語(現代文)が入試で課される大学を志望している高校1年生を対象として、大学受験に必要な国語力の基礎を築いていきます。特にこの時期は、論理力をつけていくと同時に、難解な文章を、音読を通して文章のリズムや流れをつかむ練習をしていきます。下記に挙げている問題集は、ベースとしている使用しているものであり、実際にはこれ以外にも複数使用していきます。英語で長文読解の演習期に入るまでに、日本語の長文読解をマスターしていく意識で早期から取り組んでいきます。

<高校生(1年)>
用途教材名レベル備考
宿題用現代文BASIC問題集
(駿台文庫)
基礎~標準記述力の基礎を固め、
さらに要約力をつけていきます。
宿題用入試現代文へのアクセス基本編
(河合出版)
基礎~標準文章構成と論理展開をとらえながら、
読解力や解答力、語彙力を
つけていきます。
演習用高校現代文を
ひとつひとつわかりやすく
(学研プラス)
入門~標準読み方、解き方、キーワード、文法等を
体系立てて習得していきます。
演習用現代文読解基礎ドリル
(駿台文庫)
基礎~標準高1夏以降の使用。
論と例、対比、類似など、
問題文を読み解くうえで必要な読解法を
身に着ける練習をします。
選択肢問題で確実に正答を
選べるようにします。
講習用マーク式基礎問題集
(河合出版)
基礎~標準高1冬以降の使用。
選択肢問題の実戦力の基礎を
つけていきます。
 
Kさん(女性):現代文BASIC問題集は、入試の要約問題対策で役に立ちました。Sさん(女性):今まで読解が苦手でしたが、マーク式基礎問題集で読み方と解き方のコツを教わったことで、苦手ではなくなりました。Yさん(女性):私は現代文読解基礎ドリルで、正答の選び方が身に付いたと思います。

8.高校生・高卒生(共通テスト対策)

ここでは、大学受験で毎年1月に実施される共通テストで国語(現代文)が課される大学を志望している高校2年生以上を対象にしています。共通テストは、従来のセンター試験で問われていた「知識」や「技能」に加え、「思考力」「判断力」「表現力」なども問われるようになるため、既存の問題集では限界があるかもしれません。したがって、今後は以下の教材に加え、新たに対策用の問題集も複数使用していく予定です。

<高校生・高卒生(共通テスト対策)>
用途教材名レベル備考
宿題用入試現代文へのアクセス発展編
(河合出版)
標準~応用少し複雑な文章の
構成と論理をとらえながら、
読解力と語彙力をつけていきます。
解説用現代文キーワード読解
(Z会)
受験頻出キーワードの
意味や活用法を
習得していきます。
演習用現代文読解力の開発講座
(駿台文庫)
標準~応用根拠を持って
確実に解答することができる力と要約力を
つけていきます。
テスト用入試漢字マスター1800+
(河合出版)
基礎~発展週120題を目安。
出題例:「自己の内面を率直に(  )する。
→隠さず述べる。」
講習用マーク式実戦問題集
(河合出版)
その他実戦形式問題集
標準~応用選択肢問題の実戦力をつけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試50~
 
Oさん(男性):国立理系志望ですが、苦手な国語が96%も取れました。特に苦手だった小説が満点でした。AYさん(女性):得点につながるポイントを教えていただき、本番では現代文と古文合わせて94%取れました。

9.高校生・高卒生(私立大学文系志望)

ここでは、私立大学入試に国語が課される学部を志望している高校2年生以上を対象にしています。入試の国語で古典も課す学部のほとんどが、現代文と古文の分量の比が7対3から8対2で、そのうち現代文は、評論文2題または評論文と随筆文がそれぞれ1題ずつという形式で出題されています。解答形式は、選択肢式のみのところもあれば、選択肢式と記述式の両方を課すところもあります。設問が多く、「~とはどういうことか」「~はなぜか」という形式が多いのですが、最近では、「本文の傍線部Aにちなんで自分の考えを述べよ」という自由作文形式の設問も見られるようになり、上記の共通テスト対策でも触れた「思考力」「判断力」「表現力」が問われるようになってきました。したがって、今後の入試国語対策は、小手先のテクニックだけでは限界があり、日頃から自分の意見や主張を自分の言葉で説明したり説得したりすることができるように、論述力を高めていくと同時に、説明力や語彙力を徹底的に強化していきます。

<高校生・高卒生(私立大学文系志望)>
用途教材名レベル備考
演習&宿題用マーク式実戦問題集
(河合出版)
その他実戦形式問題集
標準~応用選択肢問題の実戦力をつけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試50~
演習&宿題用現代文入試精選問題集
(河合出版)
標準~応用様々なテーマを扱った問題の実戦力を
つけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試55~
演習用早稲田の国語
(教学社)
標準~発展正答率の低い問題を
正答できる力をつけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試60~
テスト用入試漢字マスター1800+
(河合出版)
基礎~発展週120題を目安。
出題例:「自己の内面を率直に(  )する。
→隠さず述べる。」
テスト用現代文単語
(桐原書店)
標準~発展週4~5ページを目安。
出題例:次の意味に当てはまる言葉
「反対命題。ある考えや立場に対し、
それに反対する主張。」
 
AYさん(女性):いろいろなジャンルの問題演習ができたことで、本番では焦ることがなくなりました。Hさん(女性):難しい文章でも先生がとてもわかりやすく解説をしてくださり、些細な質問にも快く対応してくれたので、毎回よく理解できていました。ASさん(女性):現代文単語のテストはとてもハードでしたが、読解に時間がかからなくなりました。

10.高校生・高卒生(国公立大学文系志望)

ここでは、国公立大学の2次試験で国語が課される学部を志望している高校1年生以上を対象にしています。国公立大学と私立大学の入試問題における大きな違いは、国公立大学のほうが設問数は少なく、記述問題が多く占められている点です。「~とはどういうことか説明せよ」「筆者が主張する~の特徴について説明せよ」「どのような心情が込められているか説明せよ」というような設問が多く、字数制限は設けているところとそうでないところがあり多様です。いずれにしても時間内に解答するためには、各設問において解答の「型(骨格)」を見極め、核となる「キーワードやキーセンテンス(中心となる内容)」を盛り込むようにして、記述内容が設問に沿っているか、論が通っているか等を吟味しながら、迅速に記述解答を進めていく必要があります。したがって教材は、上記私立大学で使用する教材に加え、記述式に特化した教材を使用していきます。

<高校生・高卒生(国公立大学文系志望)>
用途教材名レベル備考
宿題用得点奪取現代文
(河合出版)
標準~応用解答のポイントとなる箇所をとらえ
論述できる力を養います。
国公立大学志望者対象
宿題用記述編 現代文のトレーニング
(Z会)
発展難解な文章の読み方解き方、
答案作成のしかたを習得します。
要約力も強化できます。
難関国公立大学志望者対象
演習&宿題用マーク式実戦問題集
(河合出版)
その他実戦形式問題集
標準~応用選択肢問題の実戦力をつけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試50~
演習&宿題用現代文入試精選問題集
(河合出版)
標準~応用様々なテーマを扱った問題の実力
をつけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試55~
演習用早稲田の国語
(教学社)
標準~発展正答率の低い問題を
正答できる力をつけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試60~
テスト用入試漢字マスター1800+
(河合出版)
基礎~発展週120題を目安。
出題例:「自己の内面を率直に(  )する。
→隠さず述べる。」
テスト用現代文単語
(桐原書店)
標準~発展週4~5ページを目安。
出題例:次の意味に当てはまる言葉
「反対命題。ある考えや立場に対し、
それに反対する主張。」
 
ASさん(女性):現代文のトレーニングは本当に難しかったですが、最後まで解いてきたことで、かなり自信がついてきました。

古文

指導で心がけていること(高校生・高卒生)

<文法>

  • 動詞、形容詞、形容動詞、助動詞、助詞、副詞、敬語を身につける。
  • 助動詞の識別法をマスターする。

<古文常識・読解法>

  • 当時の時代背景、生活習慣、身分制度、登場人物の基本知識、宮殿の構造などを理解する。
  • 主語の省略、主語の変化、敬語から身分の判断法など、文章を読み解く方法を習得する。
  • ジャンル別に読解法を習得する。

<単語>

  • 上記を習得したあたりから、古文単語テスト、古文常識テストを実施(概ね受験学年から実施)。

<読解>

  • 宿題時に問題文の全訳と解答を済ませておく。授業では一文ずつ音読して訳していく。

<実戦演習>

  • 時間配分と解く優先順位を意識しながら行う。

教材使用例

ここではよく使用している主な教材をご紹介します。受験学年の夏から秋までには終わらせます。次の1~4の中でご覧になりたいところをクリックしてください。

  1. 高校受験生
  2. 高校生・高卒生(初期段階)
  3. 高校生・高卒生(中期段階・共通テスト対策の準備)
  4. 高校生・高卒生(私立大学文系・国公立大学志望)

1.高校受験生

神奈川県公立高校入試の古文は、大問1題で設問は選択問題が4問あります。文章はA4サイズ約1ページ分と長めです。本文中の現代語訳の補足は一部に限られるので、ある程度原文を読めるようにしておく必要があります。そのためには、主語を明らかにしたり省略されているところを補ったり、助詞や助動詞で内容の方向性をつかみながら、自分なりに効率よく読めるようにしていくことが必要です。したがって当塾では、これらをマスターするために、高校で習う古典文法を一部導入しています。

<高校受験生>
用途教材名備考
宿題用シリウス標準編(育伸社)基本事項を習得します。
演習用実戦問題形式の問題集本文の読み方、線の引き方、解き方を
マスターしていきます。
講習用古文漢文の達人
(都麦出版)
文法事項や読解のポイントを習得し、
ある程度読解できるようにしていきます。

2.高校生・高卒生(初期段階)

 古文の学習の初期は、原文を読解するための基礎として文法から入ります。活用の種類と活用形、各活用形に接続する助動詞の分類など、覚えることは多いのですが、コツをつかめば慣れていきます。それ以外に、敬語や和歌の修辞法もおさえていきます。こうして一通りマスターした段階で、基礎レベルの長文読解に入ります。読んで訳してもらい、文章のリズムとよりベストな口語訳の感覚をつかんでいきます。

<高校生・高卒生(初期段階)>
用途教材名レベル備考
宿題用ステップアップノート30
古典文法基礎ドリル
(河合出版)
入門~基礎文法問題の基礎を
固めていきます。
宿題用ステップアップノート30
古典文法トレーニング
(河合出版)
基礎~標準文法の完成度を
上げていきます。
宿題用マーク式基礎問題集
(河合出版)
基礎~標準読解のしかたと解答の選び方を
習得していきます。
解説用古典文法をはじめからていねいに
(東進ブックス)
入門~基礎文法を体系立てて理解していきます。
和歌の知識も習得していきます。
解説用古文読解をはじめからていねいに
(東進ブックス)
入門~基礎読解のポイントをつかむ読み方と古文常識、
ジャンル別攻略法を習得していきます。

3.高校生・高卒生(中期段階・共通テスト対策の準備)

文法に即して解釈できるようになってきた段階で、古文単語や古文常識をおさえていきます。同時に共通テストレベルの問題をこなしていきます。以前の大学入試センター試験と比べると、問題文は少なめですが、設問のタイプが多様になり、問題文の内容について二人が話し合っている意見や感想に基づいた問題も傾向として見られるようになりました。当塾では、こうした新傾向の問題にも対応していきます。

<高校生・高卒生(中期段階・共通テスト対策の準備)>
用途教材名レベル備考
宿題用古文上達基礎編
読解と演習45
(Z会)
基礎~標準主に私大入試の読解問題を通して
文法を復習します。
演習用センター・マーク基礎問題集
(代々木ライブラリー)
基礎~標準選択肢問題の実戦力の基礎を
つけていきます。
演習用センター・マーク標準問題集
(代々木ライブラリー)
標準選択肢問題の実戦力を
つけていきます。
テスト用読んで見て覚える古文単語315
(桐原書店)
頻出古文単語と
古文常識をおさえていきます。
週60題を目安
出題例:「さる御文をだにものさせ給へ
→せめてそのようなお手紙だけでも(   )ください。」

4.高校生・高卒生(私立大学文系・国公立大学志望)

私大の特徴:分量は以前のセンター試験よりは少なめです。設問は文法や解釈などを問うオーソドックスな問題を出題している大学がほとんどです。国公立大の特徴:ほとんどの設問が記述式で、理由や心情を問う形式が多いです。国語の入試問題は、私大国公立大ともに、現代文に時間を割く必要があるため、古文は速読力をつけることと、定番の設問に対する対応に慣れておき、できるだけ早く解けるようにしておくことが必要です。宿題で全文口語訳をして、授業では読んで訳してもらいます。単語はいくつかの単語帳をこなしていきます。

<高校生・高卒生(私立大学文系・国公立大学志望)>
用途教材名レベル備考
宿題用得点奪取古文
(河合出版)
標準~応用実戦問題を通して
記述力を高めていきます。
国公立大学志望者向け。
宿題&演習用マーク式実戦問題集
(河合出版)
その他実戦問題集
標準~応用選択肢問題の実戦力と応用力を
つけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試50~
宿題&演習用古文入試精選問題集
(河合出版)
標準~応用様々なジャンル、出題形式の問題の実戦力を
つけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試55~
演習用早稲田の国語
(教学社)
標準~発展正答率の低い問題を
確実に正答できる力をつけていきます。
現代文との融合問題に対応します。
到達可能偏差値:河合塾全統模試60~
テスト用読んで見て覚える古文単語315
(桐原書店)
週60題を目安。
出題例:「さる御文をだにものさせ給へ
→せめてそのようなお手紙だけでもお(  )ください。」
テスト用マドンナ古文230
(学研プラス)
週一章を目安。
出題例:「噂には聞いていたが、(  )立派な人である。
→特に」
テスト用マドンナ古文常識217
(学研プラス)
週一章を目安。
出題例:「天皇・皇太子と結婚するために
内裏に入ること。(  )」

漢文

指導で心がけていること(高校生・高卒生)

<基礎>

  • 書き下し、レ点、一二点、上中下点などのルールを習得する。

<句法>

  • 文の組み立てのルールを習得する。

<単語>

  • 上記を習得したあたりから、単語テストを実施(概ね受験学年から実施)。

<読解>

  • 宿題時に問題文の全訳と解答を済ませておく。授業では一文ずつ読んで訳していく。

<実戦演習>

  • 時間配分と解く優先順位を意識しながら行う。

教材使用例

ここではよく使用している主な教材をご紹介します。受験学年の夏から秋までには終わらせます。次の1~2の中でご覧になりたいところをクリックしてください。

  1. 高校生・高卒生(共通テスト対策)
  2. 高校生・高卒生(私立大学文系・国公立大学志望)

1.高校生・高卒生(共通テスト対策)

ここでは、大学受験で毎年1月に実施される共通テストで漢文が課される大学を志望している高校3年生以上を対象にしています。共通テストの漢文は、古文ほど深く細かいところまでは問われないので、テスト対策は、受験期の夏からでも充分間に合います。句形は頻出のものがありますので、それらを中心におさえた後、実際の問題を通して読み方や解き方をおさえていきます。

<高校生・高卒生(共通テスト対策)>
用途教材名レベル備考
宿題&演習用基礎からのジャンプアップノート
漢文句法・演習ドリル
(旺文社)
入門~標準漢文の読み方の基礎、
漢詩の知識を習得します。
演習用マーク式基礎問題集(河合出版)基礎~標準読解のしかたと解答の選び方を
習得していきます。
演習用マーク式実戦問題集
(河合出版)
その他実戦問題集
標準~応用選択肢問題の実戦力と応用力を
つけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試50~
テスト用ステップアップノート10
(河合出版)
基礎~標準句形習得の確認と
演習問題を行います。

2.高校生・高卒生(私立大学文系・国公立大学志望)

ここでは、大学入試で、漢文を課す私立大学及び国公立大学を志望している高校3年生以上が対象です。私立大学では、一般的に漢文を出題するところは少なく、漢文を出題する場合、現代文や古文と融合させて出題するところもあります。一方で国公立大学は、出題するところとそうでないところがあり、出題する場合は、記述がメインになります。したがって、当塾では記述の解答力を高めながら、志望校別に対策を取っていきます。

<高校生・高卒生(私立大学文系・国公立大学志望)>
用途教材名レベル備考
宿題用得点奪取漢文
(河合出版)
標準~応用実戦問題を通して
記述力を高めていきます。
国公立大学志望者対象
演習用漢文入試精選問題集
(河合出版)
標準~発展様々なジャンル、出題形式の
実戦力をつけていきます。
到達可能偏差値:河合塾全統模試偏差値55~
演習用早稲田の国語
(教学社)
標準~発展正答率の低い問題を
確実に正答できる力をつけていきます。
現代文との融合問題にも
対応できるようにします。
到達可能偏差値:河合塾全統模試偏差値60~
テスト用漢文ヤマのヤマ
(学研プラス)
出題例:「次の漢文の返り点、
書き下し文、口語訳を書け。
何 以 知 其 然 邪。(荘子)」
出題例:「残らず全て。(  )」
「客分として抱えておく家来。(  )」

算数・数学

指導で心がけていること

<計算>

  • 途中式をしっかり書けるようにすること
  • 効率よく解けるようにすること

<文章題>

  • 正しく解釈できるようにすること
  • 解放の糸口をすぐに見出せるようにすること

<記述解答>

  • 採点者が見やすい簡潔にまとめられた解答を作成すること

<大問>

  • 全体像をつかみ、出題者が設問を通して受験者に要求している真の意図をつかむこと

教材使用例

ここではよく使用している主な教材をご紹介します。受験学年の夏から秋までには終わらせます。次の1~4の中でご覧になりたいところをクリックしてください。

  1. 小学生(3年生~)
  2. 中学生(公立生)
  3. 中学生(中高一貫校生)
  4. 高校生

1.小学生(3年生~)

基本的に、中学受験進学塾のフォロー形式で進めていきます。最近の上位校における中学受験算数の傾向として、導出過程を記述させる解答方式や、思考力や想像力などを問う問題が目立つようになりました。これは、小手先のテクニックだけでは合格させないという意図があるように思われます。したがって、高学年になるまでは、計算問題は途中式を重視し、文章問題は解き方を説明してもらうようにしています。受験学年では、過去問をたくさん解いてもらい、癖を改善し、抜けているところをしっかりと修復していきます。

<小学生(3年生~) 通常期>
用途教材名レベル備考
演習用練成テキスト
(育伸社)
入門~標準先取り学習で使用します
(小学3~4年)。
演習用アドバンスⅠ~Ⅱ
(育伸社)
基礎~応用先取り学習で使用します
(小学3~5年)。
演習用予習シリーズ
(四谷大塚)
基礎~応用進学塾の進度に合わせて
進めていきます。
演習用算数ラボ
(好学出版)
応用~発展思考力を鍛えます。
テスト用小河式計算プリント
(文藝春秋社)
入門~基礎百ます計算やわり算、分数計算の反復練習で、
計算の精度とスピードを高めます。

 

<小学生(3年生~) 受験期(小5~小6)>
用途教材名レベル備考
演習用アドバンスⅡ~Ⅲ
(育伸社)
基礎~応用入試で必要な内容をおさえます。
(小5で完了)
演習用予習シリーズ関連問題集
(四谷大塚)
基礎~発展総まとめと応用力強化で使用します。
演習用グノ・ワークアウト
(グノーブル)
基礎~応用苦手な単元克服用に使用します。
演習用算数ラボ
(好学出版)
応用~発展算数選抜入試対策で使用します。
宿題用出る順過去問 計算
(旺文社)
基礎~応用難易度の高い計算力を養います。
 

Aさん(女性):丸まる要点ノートを使ったら短い時間で基本のおさらいができました。Uさん(男性):最高水準問題集で難問がだいぶ解けるようになりました。

2.中学生(公立生)

公立中学生は、公立高校の受験を前提として進めていきます。受験学年の秋までは、通常時は学校の先取り、定期試験時は試験対策を行います。受験学年の秋からは、実戦形式の問題をたくさん解いていきます。最近の公立高校の入試問題は難化傾向にあり、特に大問でよく扱われる確率、関数、平面図形、立体図形の問題は、最後の設問においては発想力を求められる問題が多く、時間がかかるため、それ以外の問題は猛スピードで解いていく必要があります。したがって、計算問題や文章題の計算処理は、基本的に暗算処理ができるように指導しています。図形関連の問題は、類題を多く解いて、解答へと至る発想力を高めていきます。

<中学生(公立校生) 通常期>
用途教材名レベル備考
宿題用iワーク
(育伸社)
入門~応用教科書準拠問題集。
定期試験対策で使用します。
宿題&演習用シリウス標準編
(育伸社)
入門~応用様々なタイプの問題、対策に
対応できるようにします。
講習用小河式計算プリント
(文藝春秋社)
入門~基礎百ます計算やわり算、分数計算の反復練習で、
計算の精度とスピードを高めます。
講習用夏休み基礎完成ドリル
(くもん出版)
入門~標準豊富な類題の反復演習で
基礎の定着を図ります。
講習用Practice数学
(育伸社)
基礎~標準標準レベルの力を定着させます。
 

Mさん(女性):春休みにPracticeを1冊終わらせたら偏差値が一気に10くらい上がりました。

<中学生(公立校生) 受験期>
用途教材名レベル備考
宿題用中学数学の総復習
(くもん出版)
基礎~標準受験まで時間がない人向けです。
宿題用入試実戦力の完成
(くもん出版)
標準~応用受験まで時間がない人向けです。
関数、図形、規則性を強化します。
宿題用極める神奈川
(育伸社)
基礎~応用公立入試の出題傾向を
全体的につかみます。
宿題用県トレ
(教育開発出版)
標準~応用公立入試の出題傾向に沿った
応用力をつけます。
テスト用実戦トライアル6+6標準編
(育伸社)
基礎~応用入試の実戦力を養います。
記述力を高めます。
到達可能偏差値:神奈川全県模試60~
テスト用実戦トライアル12発展編
(育伸社)
標準~発展難関校入試の実戦力を養います。
到達可能偏差値:
神奈川全県模試70~、駿台全国模試55~
テスト用KanagawaV
(教育開発出版)
公立入試形式問題。
直前期に使用。
演習用数学問題精講
難問必須300題
(旺文社)
発展難問の解法パターンを習得します。
到達可能偏差値:駿台全国模試60~
 

Aさん(男性):実戦トライアルを何度も解きなおしたら模試で高得点が取れるようになりました。

3.中学生(中高一貫校生)

授業では、基本的に学校のフォローとなります。ほとんどの学校では、中学受験で鍛えた学力を前提として、進度は速く発展的な内容をたくさん扱っていくと思われますので、学校の授業にしっかりついていかれるように指導致します。

<中学生(中高一貫校生)>
用途教材名レベル備考
演習用体系数学
(数研出版)
入門~標準多くの学校で採用されている教科書です。
演習用体系数学問題集
(数研出版)
基礎~応用体系数学の傍用問題集です。
演習用チャート式体系数学
(数研出版)
基礎~発展数学を基礎から
しっかりと身につけたい人向けです。

4.高校生

高校生の数学指導は、大きく分けて4つに分かれます。「私大文系志望で数学非受験」「理系推薦入試」「私大理系一般入試」「国公立大一般入試」です。私大文系及び理系推薦入試希望の方は、基本的に学校の定期試験対策を重点的に行います。私大理系及び国公立大一般入試志望の方は、高校1年から授業以外の時間に記述式の確認テストを解いてもらい、基礎力と記述力を徹底的に強化します。受験学年では、入試レベルの問題を多くこなしていく必要があるため、多い人で週100題以上に及ぶ入試レベルの確認テストを解いてもらい、実戦力を強化します。あと入試の数学は、レベルが階段状になっているため、レベルが一段上がるだけで全く歯が立たなくなる、ということがよくあります。したがって、どこを志望校にするのかによって、どのレベルまでをおさえておく必要があるのかを決めておく必要があります。なお当塾は、高校数学を逸脱しているような定理や、奇抜な発想を要するような難問は、授業では扱いません。なぜなら、それらの問題の習得に時間をかけるよりも、他の科目も含め苦手分野や未習得分野の習得に時間をかけたほうが、受験科目トータルの点数を引き上げていくことが間違いなく早いからです。

<高校生(私大文系数学非受験、理系推薦入試)>
用途教材名レベル備考
宿題用やさしい数学ノート
(旺文社)
入門先取りをしたい人か、
本当に苦手な人向けに使用します。
宿題&演習用これでわかる数学
(文英堂)
入門~基礎文系志望の方で
学校のフォローとして使用します。
宿題&演習用白チャート
(数研出版)
基礎~標準定期試験対策、
先取り用に使用します。
演習用4STEP(数研出版)基礎~応用学校教科書傍用問題集です。
定期試験対策で使用します。
解説&演習用面白いほどわかる本シリーズ
(KADOKAWA/中経出版)
基礎~標準典型問題を短期間で
総復習したい人向けに使用します。
苦手意識があっても解説がわかりやすいので
取り掛かりやすいです。
 

多数の方:面白いほどシリーズは、とても理解しやすいので短期間で基本が定着しました。

<高校生(私大理系、国公立大入試) 通常期>
用途教材名レベル備考
演習用4STEP(数研出版)基礎~応用学校教科書傍用問題集です。
定期試験対策で使用します。
演習&テスト用理解しやすい数学
(文英堂)
基礎~発展当塾で一番使用しています。
この問題集で確認テストを行い、
主に標準レベルの定着を図ります。
到達可能偏差値:河合塾全統模試55~
演習&テスト用青チャート
(数研出版)
標準~発展教科書傍用問題集を
充分こなした人向けです。
この問題集で確認テストを行い、
入試問題の対応力を強化します。
到達可能偏差値:河合塾全統模試60~
解説&テスト用1対1対応の演習
(東京出版)
応用~発展入試で差がつく問題への対応力、
融合問題への対応力を強化します。
到達可能偏差値:河合塾全統模試65~
解説&演習用ハッとめざめる確率
(東京出版)
基礎~応用確率及び確率漸化式等を
重点的におさえたい人向けです。
解説&演習用面白いほどわかる本シリーズ
(KADOKAWA/中経出版)
基礎~標準典型問題を短期間で総復習したい人向けに使用します。
苦手意識があっても解説がわかりやすいので
取り掛かりやすいです。
 

Tさん(男性):青チャートを何回も復習したことで応用力がかなりつきました。

<高校生(私大理系、国公立大入試) 受験期>
用途教材名レベル備考
解説&演習用緑チャート
(数研出版)
基礎~標準大学入学共通テストに向けた
基礎を築きます。
テスト用マーク式実戦問題集基礎~応用共通テスト対策です。
到達可能偏差値:河合塾全統模試55~
演習&テスト用青チャート
(数研出版)
標準~発展教科書傍用問題集を
充分こなした人向けです。
この問題集で確認テストを行い、
入試問題の対応力を強化します。
到達可能偏差値:河合塾全統模試60~
解説&テスト用1対1対応の演習
(東京出版)
応用~発展入試で差がつく問題への対応力、
融合問題への対応力を強化します。
到達可能偏差値:河合塾全統模試65~
解説用ハイレベル理系数学
(河合出版)
応用~発展国公立大学志望で
数学を得点源にしたい人向けです。
同じ問題を数通りの方法でマスターできます。
解説&演習用医学部攻略の数学
(河合出版)
発展記述式の医学科志望向けでの対策を行います。
到達可能偏差値:河合塾全統模試70~
 

Sさん(女性):緑チャートで受験の内容が効率よく復習できました。Tさん(男性):1対1対応の演習を何回も繰り返しこなすことで、数学の実力がかなり安定してきました。Oさん(男性):ハイレベル数学は、最初は難しくてよく分からなかったけど、何度も読むうちに、本質的なところが徐々につかめるようになってきたと思います。

 

英語

指導で心がけていること

<最近の大学入試の傾向>

  • 大学入試共通テストでは、従来のセンター試験と比べ、文法よりリスニングと長文を重視するようになった。
  • 外検利用が増え、4技能対策が必要になってきた。
  • より本質が問われるようになり、これまでは通用していた表面的な学習法では通用しなくなってきた。

<これらをふまえて>

  • 丸暗記をしなくても習得可能な指導
  • 音読を重視
  • 長文読解との接続を意識

教材使用例

ここではよく使用している主な教材をご紹介します。受験学年の夏から秋までには終わらせます。次の1~3の中でご覧になりたいところをクリックしてください。

  1. 中学生
  2. 高校生(高校1年~2年)
  3. 高校生(高校2年~3年)

1.中学生

文法を中心に進めながら、毎回単語テストを行い、読解の基礎を固めていきます。その上で長文読解の力をつけ、正しく解釈しながら早く理解できるようにしていきます。進度は、中学1年で中1~中2の分野、中学2年で中3~高校初期の分野を修得します。

<通常期間>
用途教材名レベル備考
解説宿題用英語リピートプリント
(フォーラム・A)
入門英語が本当に苦手な人に使用します。
文法の基礎レベルを定着させていきます。
解説宿題用練成テキスト
(育伸社)
基礎~応用文法・会話文を中心に強化していきます。
公立上位~難関校に対応できる力を養います。
解説宿題用シリウス発展編
(育伸社)
応用~発展応用力を充分に
身につけていきます。
私立上位~難関校に対応できる力を養います。
中高一貫校用でもあります。
宿題用長文読解練成
標準編(育伸社)
入門~標準入試レベルの長文読解の基礎を
固めていきます。
テスト用ターゲット中学英単語1800
(旺文社)
英作文形式で出題します。
高校受験、英検3級をふまえ、
1100語以上はおさえます。
定期試験用iワーク
(育伸社)
入門~応用公立校用。
定期試験3週間前から使用します。
定期試験用教科書準拠問題集入門~応用公立校用。
定期試験3週間前から使用します。
英検対策用英検〇級をひとつひとつわかりやすく
(学研プラス)
基礎~標準英検の取得を
初歩から目指す問題集です。
英検対策用完全攻略!英検〇級
(アルク)
標準~応用英検の取得を目指す
総合対策本です。
また「使える」「話せる」英語力を
身につけていきます。
 

多数:シリウス発展編は本当に難しかったけど、定期試験の問題はもちろん、模試の問題もサクサク解けるようになりました。

<高校受験期間>
用途教材名レベル備考
宿題用中学英語の総復習
(くもん出版)
入門~標準入試の基礎レベルを
短期間でマスターします。
時間に余裕のない人向けです。
宿題用入試実戦力の完成
(くもん出版)
基礎~応用入試における様々なタイプの設問を
短期間でマスターします。
時間に余裕のない人向けです。
宿題用極める神奈川
(育伸社)
基礎~応用公立入試の出題傾向を
全体的にマスターします。
演習用県トレ
(教育開発出版)
標準~応用公立高校の出題傾向に沿った応用力をつけます。
テスト用実戦トライアル6+6標準編
(育伸社)
基礎~応用入試の実戦力を養います。記述力を高めます。リスニング対策も可能です。
到達可能偏差値:神奈川全県模試60~
テスト用実戦トライアル12発展編
(育伸社)
標準~発展難関校入試の実戦力を養います。
到達可能偏差値:神奈川ア全県模試70~、駿台全国模試55~
テスト用KanagawaV
(教育開発出版)
公立高校入試用テストです。
直前期に使用します。
テスト用高校受験基本英熟語279
(彫書房)
基礎~発展高校受験に頻出の英熟語を網羅していますので、
完璧にマスターしていきます。

2.高校生(高校1年~2年)

中学同様、まず文法を固めていきます。そして単語テストで単語量を増やしていきながら、同時に構文もマスターし、長文読解に必要な力を身につけていきます。英検は、遅くとも高校1年までに準2級、高校2年までに2級、準1級を目指します。以下の問題集は、現在当塾で推奨している参考書、問題集を掲載しております。これらを丁寧にこなしてマスターするだけでも、英検2級、共通テストで8割以上達する実力が効率よく身に付きます。

<高校1年~2年>
分類教材名レベル推奨使用学年/期間備考
英単語肘井学のゼロから
英単語が面白いほど
覚えられる本(KADOKAWA)
基礎高1~2/2週間単語・熟語・文法事項の
基礎総確認として
使用します。
英単語英単語Stock3000(文英堂)基礎~標準高1~2/1周で2~3か月丸暗記でない方法で習得していきます。
英熟語丸暗記ゼロのイディオムマスター(河合出版)基礎~標準高1~2/1周で2~3か月丸暗記でない方法で習得していきます。
英文法肘井学のゼロから
英文法が面白いほど
わかる本
(KADOKAWA)
基礎高1~2/2週間文法事項に特化し
基礎総確認として
使用します。
英文法英文法問題Solution 1
(かんき出版)
基礎~標準高1~2/1周で2~3か月英文法・語法・語彙・熟語の問題を
演習します。
英文法英文法POLARIS 1(KADOKAWA)基礎~標準高2/1周で2~3か月フットワーク軽くこなせていきます。
英文解釈肘井学の読解のための
英文法が面白いほど
わかる本(必修編)
(KADOKAWA)
基礎~標準高1~2/1周で2~3か月英文解釈の基礎を
習得していきます。
英文解釈入門英文解釈の技術70(桐原書店)基礎~標準高2/1周で2~3か月直読直解力を
習得していきます。
英語長文英語長文問題Solution 1
(かんき出版)
基礎~標準高2/1周で2~3か月長文読解の基礎を
習得していきます。
英語長文The Rules英語長文問題集1(旺文社)基礎~標準高2/1周で2~3か月長文読解の「ルール」に基づいて習得していきます。
英語長文英語長文POLARIS1(KADOKAWA)標準高2/1周で3か月テーマ別対応。
英検対策でも使用していきます。
 

Tさん(男性):中学から英語は苦手意識があったけど、肘井学先生や関正生先生が書いた参考書は取っかかりやすいので、楽しく勉強できるようになりました。

3.高校生(高校2年~3年)

高校2年までに固めた英文法、英文解釈の基礎~応用力をもとに、入試頻出の問題を通して一般入試における実戦力を高めていきます。以下の問題集は、現在当塾で推奨している参考書、問題集を掲載しています。これらをマスターするだけでも、英検準1級、難関大学で合格点に達する実力が確実に身に付きます。ただし医学科志望の場合は、医歯薬系の英単語などを別途おさえておく必要があります。

<高校2年~3年>
分類教材名レベル推奨使用学年/期間備考
英単語英単語Stock4500(文英堂)標準~応用高2~3/1周で2~3か月丸暗記でない方法で習得していきます。
英熟語解体英熟語(Z会)標準~発展高2~3/1サイクル2~3か月上記[丸暗記ゼロ~」とかぶらない部分を補います。
英文法英文法問題Solution 2,3
(かんき出版)
応用~発展高2~3/1周2~3か月志望大学に合わせて活用していきます。
英文法英文法POLARIS 2,3&ファイナル(KADOKAWA)応用~発展高3/1周2~3か月志望大学に合わせて活用していきます。
英文解釈読解のための英文法が
面白いほどわかる本難関大編(KADOKAWA)
応用~発展高2~3/1周2~3か月難関大特有の対策を
していきます。
英文解釈基礎英文解釈の技術100(桐原書店)応用~発展高2~3/1周2~3か月やや難しめの文で直読直解の訓練をしていきます。
英語長文英語長文問題Solution 2,3
(かんき出版)
標準~応用高2~3/1周で2~3か月精読、速読力を
一気に引き上げます。
英語長文The Rules英語長文問題集2,3(旺文社)標準~応用高2~3/1周で2~3か月TheRule1の後に仕上げていきます。
英語長文英語長文POLARIS 2,3(KADOKAWA)応用~発展高3/1周で3か月英検準1級対策でも使用します。
リスニング関正生の英語リスニング プラチナルール(KADOKAWA)標準高2~3/1周2~3か月主に共通テスト対策で使用します。
 

Kさん(男性):長文がどうしても苦手でしたが、付属の音声で聴いて音読することを何度も繰り返していったら、読むスピードが速くなりました。

理科

指導で心がけていること

<中学受験理科>

  • 難関校志望の場合、日常生活の知識を応用させる問題が増えてきたので、日頃から様々な物事が引き起こす現象に着目できるようにする。
  • 2つの異なる現象を、比などで表せるようにする。
  • 小学生も原子の構造からイオン、電離、酸アルカリなどの原理を習得し、化学反応をこれらに基づいた形で化学反応式にして表せるようにする。

<高校受験理科>

  • 高校入試の理科は、問題文が長く複雑なため、情報の整理分類をしっかり行えるようにする。
  • 電流関連、化学関連は、高校で学習する内容も一部指導する。
  • 年周運動や金星の公転などイメージできるようにする。

<大学受験物理>

  • 力の働いている方向を理解できるようにする。
  • 運動方程式を立てられるようにする。
  • MKSA単位系に基づいた単位計算に慣らしておく。
  • 物理の公式は微積計算と関連しているものが多いので、早めに数Ⅲまでの微積計算を習得できるようにする。

・全体の構造をつかみ、重要な情報を確実に読み取りながら、速く内容を理解できるようにする。

<大学受験化学>

  • 化学反応式は丸暗記せず、中和、遊離、酸化還元などの原理を踏まえながら習得できるようにする。
  • 工業的製法は丸暗記せず、熱化学の原理などを踏まえながら習得できるようにする。
  • 有機系の経路図は、付加反応や置換反応などのプロセスを理解しながら習得できるようにする。
  • 化学の学習は、物理や生物よりも時間がかかるので、早めに入試対策を行えるようにする。

教材使用例

ここではよく使用している主な教材をご紹介します。受験学年の夏から秋までには終わらせます。次の1~4の中でご覧になりたいところをクリックしてください。

  1. 中学受験生
  2. 中学生・高校受験生
  3. 高校生・大学受験生(物理)
  4. 高校生・大学受験生(化学)

1.中学受験生

最近の理科の傾向として、難関校を中心に、一般的な受験用の問題集では太刀打ちできないような科学に関する問題も出題されていますが、重要なことは、そのような問題でも基本をしっかりとおさえていけば、そこから応用して解くことが可能です。したがって中学受験の理科は、大手塾でわからなかったところを中心に、基本原理をもう一度おさえながら、応用力を伸ばしていきます。

<中学受験生>
分類教材名レベル備考
基本習得アドバンスⅠ~Ⅲ
(育伸社)
基礎~応用受験に最低限必要な知識、
解法をマスターします。
知識定着コアプラス
(サピックス小学部)
基礎~応用受験に頻出の知識の定着を図ります。
(宿題で使用)
応用強化予習シリーズ関連問題集
(四谷大塚)
標準~応用総まとめと応用力をつけていきます。
応用強化塾技100
(文英堂)
標準~応用応用問題の解法を
効率よく確認していきます。
難問対策最高水準問題集
(文英堂)
応用~発展難問に触れながら、
多角的な視点をもつ実力をつけていきます。

2.中学生・高校受験生

中2までは主に定期試験対策、受験学年からは入試対策と定期試験対策を行います。公立高校入試の理科の問題は、前半が小問、後半が大問という構成です。大問は実験に関する問題で、実験操作から結果までの説明を、およそ1ページに渡って記されています。そして考察の部分が問題になっています。ポイントは、大問で記された図や表から見えてくる結果を正しく解釈したうえで、実験から読み取ってほしい出題者の意図をつかむこと、さらに計算問題では、比べる対象を正しくとらえ、主に比の計算で効率よく処理をしていくことです。したがって、各単元の必須事項や典型問題をしっかりとおさえたうえで、正しく読み解いていく解読力を鍛えていく必要があります。あと、できる限り暗記を避け、原理原則から導き出せるようにします。そのために一部高校で学ぶような内容も習得していきます。

<中学生・高校受験生>
分類教材名レベル備考
通常学習
定期試験対策
iワーク(育伸社)入門~応用通常、定期、受験対策などに使用できる
汎用性の高い問題集です。
定期試験対策シリウス(育伸社)入門~応用iワークの補助教材として
使用します。
定期試験対策教科書準拠問題集入門~応用iワークの補助教材として
使用します。
記述対策記述問題集
(育伸社)
基礎~応用記述問題を通して、
原理現象の理解を深めていきます。
難問対策最高水準問題集
(文英堂)
応用~発展公立入試レベルを
完璧に仕上げていきます。
受験対策極める神奈川
(育伸社)
基礎~応用公立入試の出題傾向を
全体的にマスターします。
受験対策県トレ
(教育開発出版)
標準~応用公立高校の出題傾向に沿った
応用力をつけます。
受験対策新傾向問題集
(育伸社)
標準~応用公立入試の新傾向問題に
対応できる力をつけていきます。
受験対策実戦トライアル6+6標準編
(育伸社)
基礎~応用入試の実戦力を養います。
記述力を高めます。
到達可能偏差値:
神奈川全県模試60~
受験対策実戦トライアル12発展編
(育伸社)
標準~発展難関校入試の実戦力を養います。
到達可能偏差値:
神奈川全県模試70~、駿台全国模試55~
受験直前対策KanagawaV
(教育開発出版)
公立高校入試用テストです。
直前期に使用します。
 

Sさん(男性):「iワーク理科」だけでも、入試で高得点が取れるようになりました。特に計算トレーニングのところを何度も解いていたら、大問の最後までしっかり解けるようになりました。

3.高校生・大学受験生(物理)

一般的に、学校では高校1年で物理基礎、高校2年から物理を学びます。物理基礎と物理は、高校数学の修得状況により分けられています。物理の学習では、様々な現象を数式化していきます。もちろん必須の公式は、数十個はあるのですが、ただ暗記して習得しても、入試問題には太刀打ちできません。なぜなら、問題に目を通したときに、どの公式をどのようにして用いていくのかを見極める必要があるからです。また少しひねった問題の場合、公式をアレンジして手を加えた上で求めていく場合もあります。したがって、まずは公式を自力で導けるようにしていきます。特に難関国公立大学志望の人は、微分積分及びベクトルの観点から自力で導けるようにしていきます。

難関校志望の方は、主に以下のような項目も授業で扱います。

  • 万有引力による位置エネルギーの導出過程
  • 点電荷による電位の式の導出過程
  • ビオサバールの法則
  • コンデンサーの充電過程に関する数式
  • 断熱変化の公式の導出過程
<高校生・大学受験生(物理) 高1~2年>
分類教材名レベル備考
基本習得理解しやすい物理
(文英堂)
入門~標準教科書の内容を
さらに深めていきます。
基本習得プリント教材入門~基礎公式の導き方、典型問題の解法を
おさえます。
定期試験対策リードLightノート
(数研出版)
基礎~標準典型問題の演習を
効率よくおさえていきます。
定期試験対策学校準拠問題集基礎~応用セミナー物理、リードα、
エクセルなどの問題集です。
典型問題の演習を積んでいきます。
 
<高校生・大学受験生(物理) 高2~3年>
志望大学教材名レベル備考
中堅私大物理入門問題精講
(旺文社)
基礎典型問題を身につけた上で、
入試問題の形式に慣らしていきます。
中堅~上位私大物理基礎問題精講
(旺文社)
標準入試問題に対応できるように
していきます。
中堅国公立大良問の風
(河合出版)
標準~応用国公立大特有の記述問題にも
対応できるようにしていきます。
上位~難関私大、
国公立大
物理重要問題集
(数研出版)
標準~発展様々な入試問題集をおさえた上で利用します。
上位校に対応できる実力をつけていきます。
中堅~難関国公立大物理教室
(河合出版)
標準~発展「理解しやすい物理」と同様、原理解説本ですが、
物理現象の数学的処理能力をさらに引き上げて、
国公立大学の問題を攻略していきます。
上位~難関国公立大為近の物理演習
(代々木ライブラリー)
応用~発展考察力の問われる問題を攻略し、
物理を得点源にしていきます。
難関国公立大新・物理入門問題演習
(駿台文庫)
応用~発展物理公式を微分積分及び
ベクトル演算等でマスターします。
物理系の学科を志望している人向けです。
 

Tさん(男性):「物理教室」は、参考書でありながら、チャート式のような使用のしかたもできる万能な参考書だと思いました。特に力学と電磁気の実力がつきました。Oさん(男性):「為近の物理演習」は、考察させる問題が多く、一つの問題を消化するのにけっこう時間がかかりましたが、その分応用力が確実についていったと思います。

4.高校生・大学受験生(化学)

一般的に、学校では高校1年で化学基礎、高校2年以降は化学(理論化学、無機・有機化学)を学びます。化学基礎と化学は明確に分けられています。化学は物理と比べ、範囲が1.5~2倍ほどあることと、難問は大学で扱う高度な実験を題材にしているような問題もあり、本当に難しいので、特に難関校志望の方は、早期から着手する必要があります。しかし闇雲に進度を上げるよりも、授業で習ったことを復習し深めていくことのほうが重要ですので、理解の定着を重視した授業を行っていきます。

難関校志望の方は、主に以下のような項目も授業で扱います。

  • 電子軌道の基礎(シュレーディンガー方程式までは扱いません)
  • COD(化学的酸素要求量)
  • ファンデルワールスの状態方程式
  • 断熱変化の公式の導出過程
  • マルコフニコフ則
  • ザイチェフ則
<高校生・大学受験生(化学) 高1~2年>
分類教材名レベル備考
基本習得理解しやすい化学
(文英堂)
入門~標準教科書の内容を
さらに深めていきます。
基本習得プリント教材入門~基礎公式の導き方、典型問題の解法を
おさえます。
定期試験対策リードLightノート
(数研出版)
基礎~標準典型問題の演習を
効率よくおさえていきます。
定期試験対策学校準拠問題集基礎~応用セミナー化学、リードα、
アクセスなどの問題集です。
典型問題の演習を積んでいきます。

 

<高校生・大学受験生(化学) 高2~3年>
志望大学教材名レベル備考
中堅~上位私大化学基礎問題精講
(旺文社)
標準入試問題に対応できるように
していきます。
中堅国公立大CanPass化学
(駿台文庫)
標準~応用国公立大特有の記述問題にも
対応できるようにしていきます。
上位~難関私大、
国公立大
化学重要問題集
(数研出版)
標準~発展様々な入試問題集をおさえた上で利用します。
上位校に対応できる実力をつけていきます。
上位~難関大
医科大
化学の新演習
(三省堂)
標準~発展化学を得点源にしたい方向けです。解説はかなり詳しいです。
難関大、医科大化学の新研究
(三省堂)
応用~発展「理解しやすい化学」同様、原理解説本です。
難問の理解を補う形で辞書的に活用していきます。
医学科志望の方は必読です。
難関国公立大、医科大新理系の化学問題100選
(駿台文庫)
発展志望校の出題傾向に、
実験から得たデータをもとに
公式を導出させる問題が頻繁に出ている場合、
活用していきます。
最難関大及び上位国公立大後期志望の方は必須です。
資料集視点でとらえる
フォトサイエンス化学図録
写真やグラフィックなどが多用されているので、
化学現象をイメージしやすくなるように
活用していきます。

 

Aさん(男性):「基礎問」と「CanPass」の組み合わせでだいぶ実戦力がついて成績が上がりました。Tさん(男性):「化学の新演習」を何周もこなし、全統の偏差値で65を下回るようなことはなくなりました。ポイントは細かい解説を何度も読み返すことと、できれば「新研究」もあったほうが、こちらが本家本元の解説本なので盤石になると思います。

社会

指導で心がけていること

<中学受験社会>

  • 長めの記述を要する問題に対応できるようにする。
  • 図や表を注意深く読み取れるようにする。
  • テキストのみの習得に限定せず、様々な地域・歴史に関する雑学にも触れ、興味関心をもたせるようにする。

<高校受験社会>

  • 地理:各国、各都道府県、各地方の特徴をしっかりとおさえられるようにする。
  • 地理:図や表、グラフの読み取り問題を重視する。
  • 歴史:年表を完璧に覚えられるようにする。その際、隣国や欧米諸国の出来事とも対応させながら覚えられるようにする。
  • 歴史:歴史的な出来事は、歴史的背景や動機などをとらえながら理解を深めていく。
  • 公民:重要事項は分類整理をしながら習得できるようにする。
  • 公民:現在の日本の制度を日常生活と照らし合わせながら説明し、その中で特に問題点に着目し、議論を深められるようにする。

<大学受験地理>

  • 系統地理: 地形図や分布図、表やグラフの読み取り分類、分野別の特徴等をおさえられるようにする。
  • 地誌:各国や地域の関係性や相違点について、歴史的背景も含めておさえられるようにする。

<大学受験日本史>

  • 通史:それぞれの時代において活躍してきた権力者や実力者たち一人ひとりの性質や、政策を実行するに至った経緯、意図などを、当時の時代背景と照らし合わせながら考察できるようにする。
  • 文化史:それぞれの文化が形成された時代的背景をとらえながら、その時に活躍もしくは名作を残した人物、作品などを覚え、それらの特徴もおさえられるようにする。

教材使用例

ここではよく使用している主な教材をご紹介します。受験学年の夏から秋までには終わらせます。次の1~4の中でご覧になりたいところをクリックしてください。※1~2は、ほとんど理科の教材と同じシリーズになります。

  1. 中学受験生
  2. 中学生・高校受験生
  3. 高校生・大学受験生(地理)
  4. 高校生・大学受験生(日本史)

1.中学受験生

以下に挙げた問題集は、確かに知識の整理習得、定番問題への対応には十分発揮します。しかし近年難関校を中心に、こうした問題集で得た実力を前提にして、思考力や発展力を問う問題が増えてきました。上記のような問題だけでは、ほぼすべての受験生が解けてしまうため、過去問を見る限りでは、出題者側が試行錯誤のうえで問題を制作しているのが伺えます。その結果、かなり本質的な部分をとらえていかないと解答できないような問題が目に付くようになりました。したがって授業では、重要事項を身につけた上で、その結果どのようなことが生じ、何がどのようになっていったのかを自分の言葉で説明できるようにしていきます。

<中学受験生>
分類教材名レベル備考
基本習得アドバンスⅠ~Ⅲ
(育伸社)
基礎~応用受験に最低限必要な知識、
解法をマスターします。
知識定着コアプラス
(サピックス小学部)
基礎~応用受験に頻出の知識の定着を図ります。
(宿題で使用)
応用強化予習シリーズ関連問題集
(四谷大塚)
標準~応用総まとめと応用力をつけていきます。
応用強化塾技100
(文英堂)
標準~応用応用問題の解法を
効率よく確認していきます。
難問対策最高水準問題集
(文英堂)
応用~発展難問に触れながら、
多角的な視点をもつ実力をつけていきます。

2.中学生・高校受験生

中2までは、主に定期試験対策、受験学年からは入試対策と定期試験対策を行います。公立高校入試の社会の問題は、前半が地理、中半が歴史、後半が公民という構成です。ポイントは、うっかりしたミスを防ぐために、設問は何が問われているのかを注意し確認しながら解答することです。その上で、地理は時差の計算や産業関連のグラフの特徴歴史は年代順の並び替えや近現代の国際関係公民は法律関連や表グラフの読み取り等を重視しておさえていきます。

<中学生・高校受験生>
分類教材名レベル備考
通常学習
定期試験対策
iワーク(育伸社)入門~応用通常、定期、受験対策などに使用できる
汎用性の高い問題集です。
定期試験対策シリウス(育伸社)入門~応用iワークの補助教材として
使用します。
定期試験対策教科書準拠問題集入門~応用iワークの補助教材として
使用します。
通常学習
定期試験対策
自由自在社会
(受験研究社)
基礎~発展ある歴史的な出来事に関する
背景や原因、その後の変化等を
しっかりとおさえていきたい時に使用します。
記述対策記述問題集
(育伸社)
基礎~応用記述問題を通して、
原理現象の理解を深めていきます。
難問対策最高水準問題集
(文英堂)
応用~発展公立入試レベルを
完璧に仕上げていきます。
受験対策極める神奈川
(育伸社)
基礎~応用公立入試の出題傾向を
全体的にマスターします。
受験対策県トレ
(教育開発出版)
標準~応用公立高校の出題傾向に沿った
応用力をつけます。
受験対策新傾向問題集
(育伸社)
標準~応用公立入試の新傾向問題に
対応できる力をつけていきます。
受験対策実戦トライアル6+6標準編
(育伸社)
基礎~応用入試の実戦力を養います。
記述力を高めます。
到達可能偏差値:
神奈川全県模試60~
受験対策実戦トライアル12発展編
(育伸社)
標準~発展難関校入試の実戦力を養います。
到達可能偏差値:
神奈川全県模試70~、駿台全国模試55~
受験直前対策KanagawaV
(教育開発出版)
公立高校入試用テストです。
直前期に使用します。

3.高校生・大学受験生(地理)

当塾で地理を学習する人は、ほとんどが国公立大学理系の志望で、共通テストで地理を選択する人です。来年度は学習指導要領改訂に伴って、現行の「地理A」「地理B」から、「地理総合」「地理探究」に編成されます。それに伴って扱う教材を変えていきます。新学習指導要領によると、これからの社会の在り方を考えた時の日本の地理的課題、国際理解や国際協力の在り方、地域防災関連など、地理を通して見えてくる現在の課題とその解決策などを考察していくことが、今後の地理教育の軸となっていきます。つまり、これまでの知識と経験、さらに総合的な学力を駆使して、地理の観点から学習を進めていくということになります。いずれにしても、共通テストの傾向をおさえながら、新たに必要となる教材を準備してまいります。現在使用している教材は以下になります。地理で受験するほとんどの人は、これまでの蓄えで、ある程度点数が取れてしまう状態だと思いますので、前センター試験の対策では、以下の2冊を完璧にしたうえで、センター実戦問題集、センター試験過去問だけで充分でした。

<高校生・大学受験生(地理)>
分類教材名レベル備考
基本習得地理Bの必修整理ノート
(文英堂)
入門~基礎まずは学校の授業で扱うレベルを
マスターしていきます。
知識習得地理Bの点数が
面白いほど取れる本
(KADOKAWA)
基礎~応用何回も通読して
知識と理論を身につけて、
試験でおさえるべきところを
しっかりと押さえていきます。
知識定着一問一答関連問題集
※複数
基礎~応用クイズのような形式で
知識の総確認をしていきます。

4.高校生・大学受験生(日本史)

日本史も地理同様、来年度から学習指導要領の改訂が実施されます。現行の「日本史A」「日本史B」から「歴史総合」「日本史探究」になります。歴史は、日本史以外に世界史もあるのですが、当塾では当面、日本史の指導を重視してまいります。それには2つ理由があります。日本史は一つひとつの分野において、世界史と比べてかなり深くかつ細かく出題される傾向にあるので、人によっては独学では難しい点と、日本人であれば、これを機会に高校レベルの日本史をしっかりと習得しておくべきであるという点です。日本史は、様々な教材やブログ記事などを活用していますが、当塾で使用する頻度の高い教材をご紹介致します。

<高校生・大学受験生(日本史)>
分類教材名レベル備考
基本習得プリント教材入門~基礎最重要事項を中心に、
歴史の流れをとらえながら
おさえていきます。
通史定着日本史B講義の実況中継
(語学春秋社)
入門~応用流れをわかりやすく、
かつ細かくおさえていきます。
定期試験対策詳説日本史Bノート
(山川出版社)
基礎~応用定期試験の総まとめとして
使用します。
総まとめここが出る日本史Bノート
(旺文社)
基礎~応用受験初期の総まとめとして使用します。
短めの記述対策も可能です。
知識定着一問一答関連問題集
※複数
基礎~応用クイズのような形式で
知識の総確認をしていきます。
入試対策実力をつける日本史100題
(Z会出版)
標準~応用各分野における頻出問題を通して、
実戦形式に慣れていきます。
難問対策攻略日本史 近現代史
整理と入試実戦
(Z会出版)
応用~発展問題文自体が難解で、
かつ解答のしかたが複雑な問題に
慣れていきます。
文化史対策攻略日本史 文化史
実戦演習60
(Z会出版)
応用~発展歴史の流れを理解しながら
文化史の理解を深めていきます。
資料集図説日本史便覧
(帝国書院)
資料集としても扱いますが、
長い記述を要する考察問題が充実しているので、
記述対策としても使用していきます。

小論文

小論文とは

小論文と作文の違い

小論文は客観的に論じる文で、作文は主観的に書き表す文になります。

小論文の出題形式

出題形式は、大きく分けて以下の2つの形式があります。

  • テーマが与えられ、それについて論じる形式
  • 資料が与えられ、それについて論じる形式
  •  

論じ方のパターン

何について論じるのか、そのパターンは大きく分けて3つあります。

  • 自分の体験談等について論じるパターン
  • 社会問題等について論じるパターン
  • 賛否を論じるパターン

小論文の学習で身につけていくこと

学習目標

小論文は、説得力の高い文章が作成できるようになることが最終目標になります。説得力が高いとは、設問に対する意見とその意見の正しさを立証する根拠が、相手を充分に納得させるものとなっている状態です。

小論文に必要なこと

そのような文章を、答案という形に作成するためには、論文にふさわしい表記、構成、中身のある内容を身につけていく必要となります。具体的には以下になります。※「小論文をひとつひとつわかりやすく。」を一部参考

  • 表記は、意味を明確化して読み手にわかりやすい文章にして、誤字脱字に注意し、正しい用語を使用し、正しい用紙の使い方を身につけます。
  • 構成は、適切な段落数適切な段落分け論文にふさわしい文章構成を身につけます。
  • 内容は、設問の要求に応えた主張の内容、そしてその主張に対する根拠の内容となるように身につけていきます。

これらを踏まえ、説得力をもたらす答案に仕上げるためには、要約力、構成力、分析力などを高めていく必要があります。以上のことから、当塾では、主に以下の参考書、問題集を活用して行ってまいります。

教材活用例

教材内容
小論文をひとつひとつわかりやすく。
(学研プラス) 
合格する答案を作成するための
ルールやコツを習得します。
AO・推薦入試をひとつひとつわかりやく。
(学研プラス)
書類審査、小論文、面接をトータルにとらえ、
小論文のトレーニングを通して
説得力のある文章と回答を身につけていきます。
小論文の完全攻略本
(文英堂)
豊富な活用例、回答例を参考にできます。
また、問題を読み取るところから答案作成に至るまでの
考え方やポイントを習得していきます。
文藝春秋オピニオン20〇〇年の論点100
(文藝春秋)
毎回掲載テーマの中から選び、
必要な周辺知識や情報を収集した上で、
ディスカッションを行います。
どのような問題が出題されても、
論の方向性が容易に確立できるようになります。
ロジカル・ライティング
(東洋経済新報社)
姉妹書のロジカル・シンキングも含め、かなり質の高い内容のビジネス書です。
読み手にわかりやすく論理的に書くための手法が集約されており、
どのようなタイプの問題が出題されたとしても、
ハイレベルに仕上げることが可能になると思います。
大学生は論文の作成に、社会人では各書類の作成に困らなくなります。

志望理由書・面接

志望校が決まり、入学願書を提出する際、高校では推薦入試や公立高入試、大学では一般入試によらない推薦入試やAO入試などにおいて、その多くは志望理由を記入した書類も提出が求められます。そして、志望理由書の内容をもとに面接に挑むことになります。そこで当塾では、どのような対策をとっていくのかを説明いたします。

対策時期

公立高校入試の場合、最後に実施される模試の成績表が送られてくる1月20日前後に最終的な出願先を決めて、本格的に対策を始めます。※2020年度は、中学校側が新型ウィルスによる影響を考慮し、模試の成績表が送られてくる時期よりも前に、各高校に願書を一括郵送する措置を取ってしまいました。

大学入試の場合、8月頃から志望理由書と志望大学で課される課題の対策を始めます。その際、場合によっては高校の進路指導担当の先生や、大学の入試担当の方からの情報が不可欠となるため、保護者の方にもそのあたりに関するご協力を頂きながら行います。

対策方法

志望理由書は、下記の手法で準備が整い次第、実際に記入してもらい、それをもとに添削をしていきます。面接練習では、ビデオ撮影を行い、客観的に分析できるようにしていきます。

志望理由書を書き始める前に

ほとんどの受験生は、自分自身のことをしっかりと分析しないで、つい表面を飾ったような内容にしてしまいがちです。特に大学入試では、これではすぐに準備不足であることが見抜かれてしまいます。そこで当塾では、主に以下の手順で生徒さんにいろいろな質問をして、本当に志望をしている理由を明確にしていきます。

  • 生徒さんの深層部分に問いかけて、思考や感情に影響を与えている信念価値観を明確にしていきます。
  • その上で、これまでの人生で本当に嬉しかったことや楽しかったこと、得意に感じたこと、さらに嫌だったことや問題視してきたことなどを、あぶりだしていきます。
  • そして、社会人となった時に、どのような形で社会と関わっていけば、自分自身にとって納得のいく人生を歩んでいかれるのかを吟味していきます。
  • その上で、なぜその学校を志望しているのかを改めて明確にしていきます。

準備しておくこと

志望理由書

志望理由書を記入するにあたり、大まかに以下の準備をしておきます。

準備すること
将来やりたい事を明確にしておくこと将来は肢体不自由者を介助するロボットを開発したい。
きっかけが具体的であるようにすること中2の時、部活の練習中に大腿骨を骨折して、
入院先で車椅子を利用していた時に、
トイレで苦労したことがあった。
その時に、テレビのニュース番組で介助ロボットの存在を知り、
小さい頃から機械を解体して、
中の構造を調べるのが好きだったことを思い出し、
介助ロボットの構造に、純粋に興味を持つようになった。
将来やりたい事に関して学べる学校などを調べておくことそこで、進路説明会に参加した時の情報から、
特に肢体不自由者向け介助ロボットの開発に力を入れているのが、
貴学の〇学部の〇〇研究室であることがわかり志望した。
高校受験の場合、そのためになぜその高校を志望したのかを考えておくことそこで、貴校が重点的に取り組んでいる〇〇の教育システムを積極的に取り組んでいき、
大学で介助ロボットの開発に活かしていきたいと思った。
志望校の教育理念を理解しておくこと
(大学ではアドミッションポリシー)
主体的に学ぶ姿勢を重視
グローバルな意識を持つことを重視など
そのうえで志望校の教育理念が
自分にいかにふさわしいのかをアピールできるような材料を準備しておくこと
高校時代は〇〇部に所属。毎年行われる〇〇大会に毎回参加。
前年は賞を取れなかったが、特に〇〇を改善し〇〇を意識して取り組んでいった結果、
今年は〇〇賞を受賞することができた。
そのことによって、日本と海外の〇〇の違いについても、
〇〇という観点で理解できるようになった。
このように主体的に行動していくことで結果を生み出すことができ、
さらにグローバルな意識が持てるようになった。
貴学に入学してからも、このような主体性を持った行動と、
グローバルの視点をもって、どのような難しい課題でも、
それらを乗り越えて次に活かすことができる自信がある。

面接

面接に挑むにあたり、以下の準備をしておきます。

  1. 志望理由書の内容をもとに、志望理由を説明できるようにしておく。
  2. 聞かれる可能性のある質問内容を想定して、回答内容をあらかじめ準備しておく。
  3. どのような質問に対しても、常に自己アピールとして回答することの意識を高めておく。
  4. 面接の基本的なマナー(あいさつや態度など)が、自然に出せるように練習しておく。
  5. 相手に伝わりやすい声の大きさや速さを練習しておく。

面接・進路指導

指導で心がけていること

<面談>

面談は、定期的に実施させていただいております。当塾と保護者様は、生徒さんを理想的な状態にもっていくための最大のサポーターとして、長期に渡り常に良好な関係を維持していくパートナーシップを築いていく必要があります。したがって、面談は主に以下の目的で実施致します。

  • 今後の授業方針について知って頂くこと。
  • 現行の受験システムとその傾向について知って頂くこと。
  • 当塾と保護者様が同じ方向を向くようにすること。
  • 何か問題が生じた場合その解決策を共に考えていくこと。

具体的には、以下のような流れで行います。

当塾保護者
現状当塾での生徒さんの様子をお伝えします。家や学校での様子を伺います。
問題今何が問題となっているのかをお伝えします。 何か思い当たる点がないか伺います。
目標そこで何をいつまでにどのような状態にもっていくのかを決めていきます。 
提案目標に向けた解決策等を提案いたします。その他の解決策があれば提案して頂きます。
推測解決案を実行したその先の可能性について推測していきます。
未来生徒さんの持つ将来の理想的な状態を共に確認し共有します。

<進路指導>

進路指導は、一般的な塾とは異なり、単に成績や偏差値をもとにした指導は行いません。生徒さんの将来をしっかり考え、その上で生徒さんの可能性を伸ばしていかれるような学校を探し提案しています。

  • 生徒さん本人が本当に行きたい学校、ここなら行ってもいいかなと思えるような学校を見つけるために、進路を明確にしていくためのカウンセリングを行います。
  • 同時に、保護者様からの意見もお伺いします。特に学費と場所については考慮致します。
  • その結果、中学高校であれば周辺の学校を中心に、大学であれば該当する学部学科を中心に調べていき、過去の入試データ、受験方式、試験日程、費用の詳細、学費援助申請の条件方法等を提示致します。
  • 受験直前期においては、全ての受験校に関する出願から合格発表日、納入期限までのスケジュールを作成致します。
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