初めての方へ

これからは個人が自立して
能力を発揮していく時代

今はもう、「答えのない時代」になりました。時代の変化が年々加速している流れの中で、近年では特にインターネットの普及を機に、スマートフォンなどのデジタル機器が、日々の生活には欠かせないものとなり、私たちの生活そのものに、大きな変革をもたらし始めました。また、2020年におけるコロナ関連の影響により、私たちはこれまでの生き方を見直さざるを得ないような事態にもなりました。さらに最近では、AIの著しい進歩により、今後の私たちの生活や産業構造そのものに、確実に大きな影響が及ぼされるため、これまで通用してきた生き方や価値観を大きく見直さなければならない時代へと、本格的に突入いたしました。こうした流れを受けて、私たちは本当に、これからどのようにして生きていけばいいのでしょうか。

これまでの日本の社会においては、年齢や出身、学歴や職歴など、身分や肩書などで人の優劣を画一的に判断する傾向にありました。そのため、例えば学生時代において、学校の成績を上げることばかりを気にして、人がうらやむような経歴や肩書を可能な限り追い求めてしまうような青春を送るような人たちが、非常に多く存在していました

確かにひと昔前までは、このまま良い成績を修めていわゆる偏差値の高い学校、そして一流企業に就職というような道が得られれば、一生を終えるまでお金に困らず安泰(あんたい)というようなお約束が保障された、マニュアル化されたレールが敷かれていました。その反面、何かのきっかけでこのようなレールから外れてしまうと、一変して生きづらくなる人生を覚悟しなければなりませんでした。

なぜなら日本の社会は、これまで「〇〇でないといけない」「〇〇しないといけない」というような、一般的な生き方や考え方から外れないようにするという暗黙(あんもく)のルールが数多く存在していて、こうしたルールを破ってしまうと、まず親に叱られ先生からの評価も下がり、さらにまわりから変な目で見られ、誰も救ってくれるような人がいなくなり、人生が八方ふさがりとなってしまう恐れがあったからです。

本来は日本人の国民性として、特に縄文時代や江戸時代に見られたように、日本人というのは一人ひとりの個性や考えを尊重し、まわりとの調和をはかりながら秩序を保つ共生社会を築き維持していくことを得意としてきた経緯があります。

しかし、特に第二次世界大戦以降、日本が復興していく過程で、政府やマスメディア、教育等を通して、日本人一人ひとりの生き方に良くも悪しくも様々な影響が与えられていきました。その結果、あたかも「いまは〇〇が流行っているのでその話題についていかないといけない」「将来子どもが安定した暮らしや地位を得るためには一流大学一流企業にいかせないといけない」というように、本来は誰もがそのようにしなくてもいいようなことを、誰もがそのようにしなければいけないかのような考え方が日本の社会全体に浸透していき、「こうした世間一般の考え方に従える者は勝ち組、従えない者は負け組」というような価値基準が広まっていきました。こうして戦後数十年という時間をかけて、日本は資本主義という名のもとに、徐々に序列化された競争型の社会が形成され、その流れがエスカレート化していきました。

このように、日本では勝ち組には優越感がもたらされ、負け組には劣等感がもたらされるような、歪んだ意識が根付いて定着していったため、多くの日本人は、かつての争いのない調和型の社会を築いてきた日本人が潜在的に保有している民族性を忘却化され、勝ち組となるために必死に食らいつき、自分本来の生き方とはまったくかけ離れたような人生を歩み一生を終えていくような流れに組み込まれていくようになってしまいました。

しかし、近年のインターネットやSNSの普及などをきっかけに、私たち日本人一人ひとりの意識が大きく変わり始め、まわりと同じ様にして生きていくことは、必ずしも自分自身にとって重要なことではない、これからは自分らしさを出して生きていきたいと気づき主張する人が増え始めました。さらに最近では、日本人の行動や習慣が海外の人たちに良い影響を与えるうな出来事も見られるようにました。例えば、サッカーの国際試合の後に、日本人のサポーターたちが観客席一帯のゴミ拾いをしたり、日本の選手もロッカールームを使用後にきれいにしたりして、こうした行為は世界各国から賞賛されるようになりました。

ではこれからの時代、私たち一人ひとりはどのようなことを心がけて生きていけばいいのでしょうか。まずは自分自身の真実と向き合うために、まわりの人たちの価値観やマスメディアなどに振り回されないようにしましょう。次に自分が心の底からやりたいことをはっきりさせ、それを深く追求して得意にしていきましょう。ただし、その過程で学力やコミュニケーション能力など、社会と関わっていくうえで基盤とすべき能力も同時に高めていきましょう。そして自分のやりたいことが、いずれ世の中で必ず役に立つことを信じ、日々自分自身を高めていく意識をもって過ごしていきましょう。

もしも、やりたいことがわからないという人は、まずは日々の生活において、何でもいいので(人や動植物に迷惑がかからない範囲で)今やりたいと感じたことを行動に移してみてください。するとやがて好奇心が芽生えてきて、さらに追求していきたいという思いに駆られるようになります。次にその行為は、主にどのような人たちに喜びを与えられるのか、悩みを解決してあげられるのかを考えてみてください。このような人たちが、あなたに感謝して信頼を置き、経済的にも精神的にもサポートし続けてくれる対象となるのです。

このように、やりたいことに意識を向けて、それを得意にしていけば、やがてあなたが大人になった時、いつしかまわりの人たちに対してたくさんの喜びを与えていることに気がついていくでしょう。その時、同時にまわりの人たちも、あなたからたくさんの良い影響が与えられていることに気づくでしょう。それにより、今度はそのまわりの人たちも、他の人たちにいい影響をもたらしていくようになるでしょう。これが連鎖し循環していくようになれば、多くの人たちが一人ひとりの個性を尊重し、まわりとの調和を図りながら、喜びや豊かさを心から実感できるような社会へと発展していくようになると思います。

当塾は、こうした新たな社会が築かれる時代を目の前にして、これからの時代を生きゆく皆さんのために、まずは目の前にある身近な学習を通して、自分を知り自分を磨くきっかけを与え、将来的に社会に対して最大限に能力を発揮し貢献できるような可能性を引き上げる学習塾として、長い間、生徒さん、保護者の方一人ひとりに心をこめて提供し続けています!

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